さてさて、オカリナ教室というと、
「アッパー60代」「女性ばかり」ということが多いのですが、
この日の講座、10代ばかりなのは分かっていたけど、
なんと男女比、約4：1！すご〜い！
（多分女の子たちにはお料理系講座が人気だったんだろうなぁ）
普段は活発に自分の意見が言える生徒たちなのだそうですが、
さすがにいきなりやってきたアヤシゲな講師には一歩引き気味？
でも、静かに集中して熱心に取り組んでいました。
ごあいさつ代わりにプラオカで「きらきら星」のデュオを演奏し、
オカリナがどんなものかの説明もそこそこに、どんどん演奏
を体験していきます。
中学生といえども、さすがに最初は左手の薬指と小指が仲良し
で別々に動かせない、というオカリナならではの苦悩は避けて
通れないようですね。
とはいえさすが中学生！みるみる慣れていきました。
・なべなべそこぬけ（ファソラの３音）
・あがり目さがり目（ミソラの３音）
・メリーさんのひつじ（ソラシレの４音）
・かえるのうた（ドレミファソラ）
かえるのうたが吹けたところで、この曲を使ってちょっと
音遊びです。
教室は机が６列に並んでいたので、各列２小節ずつ１列目、
２列目、３列目・・・と順番にバトンタッチして吹いていきました。
次は２小節ずつ、私が指名した列が演奏。
次はオーソドックスに輪奏。
・・・となりの人の音を聞くことはアンサンブルの基本。
・・・同じメロディをいろんなパートが演奏していくのは交響曲
にも繋がるアレンジの基本。
・・・輪奏することで、メロディだけ吹いてるはずなのに
音楽の基本・和音が生まれる。
実はこんな風にとても簡単なことの積み重ねで、音楽は成り
立ってるんだよ、って話もしました。
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で、このあたりで小休止。「オカリナはどうやって作っているか」
レクチャータイムです。（しぶ兄にも喋ってもらうタイム、とも言う）
「オカリナは何で焼くのか？」
「オカリナに色を付ける方法は？」
「作るときどうやって音を合わせる（チューニング)するのか？」
など、オカリナの事を全く知らない中学生にどう答えたら分かり
やすいか、答える方も真剣です！
陶器のオカリナも面白いからいつか吹いてみてね、と締めくくり、
いよいよ仕上げの一曲にとりかかります。
「きらきら星」（オカリナ体験用、プチ変奏バージョン）
この頃になると結構、運指にも慣れてきて、メロディは数３回位
通しただけでで吹けるようになっています。
そこで思い切ってセカンドパートに挑戦！
なんとか吹ける子につられてみんな吹くことができました。
そこでセカンドパートでも大丈夫だよって子たちにがんばって
もらって、いよいよ２重奏に挑戦！！です。
w(゜o゜)w オオー！これもクリア！！
残り１０分くらいとなりました。本当なら教壇の上を舞台にして、
みんなの前で「コンサートタイム」を設けるつもりだったんですが、
さすがに約３０人は多い！受講生にはその場で「オーケストラの
団員気分で」演奏してもらいました。
締めくくりに水平線が「ねこバス」と「ミッキーマウスマーチ」の
２曲を演奏し、終了時間となりました。
Ｏ中学のみなさん、熱心にオカリナに挑戦してくれてありがとう
ございました！！
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90分限定・中学「オカリナ課」講師��
記入者：いどっち
2009/07/10/21:55:08
No.410