吹奏楽器は、短い時間で沢山の空気を肺に入れることができ、演奏にも適した呼吸法である、「腹式呼吸」という方法でブレスをします。
これは、息を吸うときは、お腹の周り全体を膨らませ、空気を肺に送り込みます。
腹式呼吸で、よく間違えられるのは、腹式という名前から、お腹の全面だけを膨らませる呼吸と取られがちですが、実はお腹の全面はもちろん、脇腹、背中までブレスをするときに膨らみます。
両手を腰・脇腹に当てて、ブレスをしてみて下さい。
腰・脇腹に当てた手が、息を吸い込んだ時に押し広げられる感じになれば、多分、正しい複式呼吸ができていると思います。
この腹式呼吸の動作が、素早くできるようになれば、殆どの曲は、問題なく吹けるようになるのではと思います。
素早いブレスには、やはり、腹筋運動が大切かな。。
後、腹筋に力を入れ息を出せるようになると、息の圧力が安定して、音の揺れが少なくなります。
また、ブレスは、口からするだけではなく、鼻からもする場合があります。
ものすごく短いブレスが必要なとき、口からよりも鼻からの方が素早くブレスができます。但し、口よりも吸える量は少ないです。
補助的なブレスだと思って下さい。
また、息の量は、吐く量と吸う量のバランス考えて下さい。
限度以上に吐いてしまうと、肉体的に演奏できる状態にはならず、
反対に、必要以上に吸っても同じ様な状態になります。 |
ブレスについて
/sibuonpu@管理人 (2001/02/24(Sat) 22:07) NO.61
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