独り言

念願のロビーコンサート

病院の催しを楽しんだあとは、またひと吹き。

今回、南知多病院に来たのは、以前に水平線の演奏を
聴いたA先生が、熱いラブコールを下さったのがきっかけ
なのですが、なんと最初のラブコールは4年も前。
秋はいろいろ本番が多く、平日の文化祭にお邪魔する
ことが難しいため、「土日開催の年に」と保留になって
いたのです。
A先生の願い・・・「長く病棟にいる患者さんに、この音色を
聞かせてあげたい」をやっと叶えることが出来ます。

あまり長い時間では疲れてしまうので、15分。
人員などの調整のついた2つの病棟のロビー(食堂)で
それぞれ6曲演奏しました。

みなさんの年齢層を実際に目で確認して、選曲して、
すぐ演奏。最低限の曲紹介だけで、
ひきつけるでもなく、届けるでもなく、
ただ音がそこにある、音楽を置いてくる・・・そんな感じで。
あっという間の15分、15分でした。

季節の曲、少し昔のメロディが穏やかな曲、
昭和20年代のしんみり懐かしい曲、
同じ懐メロでもウキウキするような曲、
そして・・・ふるさと。

ふと思ったのですが、
この場所に来るのが何年前でも、何年後だったとしても、
「オカリナ2本で、ここで初めて演奏」
するのにふさわしいと思う曲は、あまり変らなかったかも知れません。

人の心をふっと温かくする、あの曲、この曲の持つ力。

A先生が、普段は見られない患者さんの表情を捉えて、とても驚き、
いい文化祭になったと、とても喜んで下さったのですが、
私たちにとっても、大切なことを改めて実感することができ、すばらしい
秋の一日となりました。

A先生はじめスタッフのみなさん、
快く迎えて下さった上に、病棟での演奏実現に尽力して下さり、
本当にありがとうございました。
2011年10月29日(土)  No.827 (オカリナ)

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