水平線の楽譜にはほとんど「アーティキレーション」
（スラーやアクセント、スタッカートなど）が書いてありません。
歌もので「書いといたほうがしぶ兄が困らないかな？」と
いう時くらいしか入れません。
音の長さも、楽譜どおりでないことが多いです。
フレージング＝文章でいうところの句読点＝が他の人には
さっぱり分からない楽譜なのです。
先日、オカリナ吹き・Ｋさんのアルバムのオープニングナンバー
「サリーガーデン」を聞いているときのお話です。
水平線もよく演奏する、アイリッシュの中ではポピュラーな曲。
アイリッシュとともに長い月日を過ごしてきたＫさんだけあって、
演奏はいろいろなニュアンスの装飾音符に彩られています。
Ｋさんの奏でるサリーガーデンと、しぶ兄の奏でるサリーガーデン
は明らかに違います。
にもかかわらず、私はＣＤを聞いていて、いつも自分が吹き始める
部分に差し掛かったとき、自分のパートを自然と口ずさんでいたの
です。
あそっか！フレージング＝文章でいうところの句読点が似てるんだ！
(=^・^=)／
メロディのフレージングは元の歌を聞いたり、著名な演奏を聴くこと
で何となく答えが見えてくることも多いでしょう。
でも、それだって誰にでも容易くできるわけではないんですよね。
メロディがそんな具合ですから、2ndパートは更に違いが大きく出ます。
一見簡単なように見える水平線の楽譜。
そこに目に見えない絵の具で付けられた色が、水平線らしさを醸し
出しているのかも知れないなぁ、と、Ｋさんのアルバムを聞いてて
思い至りました。
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水平線のプロフィール��楽譜
記入者：しぶ＠管理人
2009/05/10/23:36:41
No.244