2007年01月26日(金)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

ミュージック ギフト 〜パティオ池鯉鮒 de オカリナ(2)

(1/23パティオ池鯉鮒ふれあいコンサートの続きです。写真は「りんご追分」の一コマ。ちょっとピンボケでスイマセン)



音楽がくれたギフト、4つめ。
司会の桑原さん(写真左端)に、打合せの際、あつかましいお願いをしてしまいました。
ぜひ、「りんご追分」の語りで共演して欲しいと。
このお願いが桑原さんにとってどんなに感慨深いものになったかを知ったのは、モーニングコンサートが終わった後でした。桑原さんにとって「りんご追分」は、歌が好きだった、今は亡きお母様との思い出の一コマにつながっていたのです。
こみ上げるものをこらえながら語りきった桑原さんの表情は、その理由を知る前でも十二分に印象的でしたので、「きっとなにか想い出があるのだな」と感じましたが、お話を伺って、思い切ってお願いして本当によかった、と思いました。

音楽がくれたギフト、5つめ。
今回、ちゃんとした本番だから・・・と、昨年末に出来上がったばかりのしぶ母さん作の衣装を着て臨んだしぶ兄。
そして「なごり雪」でしぶ兄が使用したギター、実は今は亡きお父様の形見の品なのです。
しぶ兄知ってか知らずか・・・初めての「親子共演」の様子、空の上からもちゃんと見えたかな?

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さて・・・
会館の担当者、磯村さんからお客様の書いて下さったアンケートを見せて頂きました。
知立では知名度ゼロの水平線。文化水準の高い知立の皆さんに私たちの演奏はどう聞こえるのだろう?・・・そんな私たちの不安をよそに、たくさんのあたたかいお言葉を寄せていただき、感無量でした。
中でも、「よかった曲」の欄に、ほぼすべての曲がまんべんなく上がっていたことが殊更嬉しかったです。それはひとえに「お世辞ではなく、思い出につながるあたたかいひとときだった」ことをあらわしていると思うからです。

このコンサートを終えて「オカリナ2本だから出来ない曲はあっても、オカリナ2本で伝えられない思いはない」そんな気がしています。
これからももっともっといい曲と出会いいい音色で奏でられるよう、努力し、出会いとチャンスを大切にしていきたいと思います。


水平線にとって知立での最高のギフトは、
2ステージ通して約120名のお客様の拍手と穏やかな笑顔でした。
ご来場くださった皆さん、そして会館スタッフのみなさん、
本当にありがとうございました!!!




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