2007年01月04日(木)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

いつでも逢える

チョーさんこと絵本作家の長新太さんが亡くなったのは2005年6月のことでした。

今日(=^・^=)は、子やまねこと母やまねこをお供に「ありがとう!チョーさん 長新太展」(刈谷市美術館)に行ってきました。

(=^・^=)は豊橋時代、市立図書館のボランティア(いわゆる読み聞かせ)をやっていたのですが、登録前の講座の同期30名ほどの内、私を含む数名が「ナンセンス班」を名乗っていました。昔話に代表される「教訓もの」、生と死、友情などを語った「感動もの」ももちろん受け持つのですが、ナンセンス班の一番のお気に入りは長さんの「キャベツくん」というお話。このお話の原画も展示されていました。



(これはチラシの一部。左は「キャベツくん」)

展示の中で2つ興味深かったことがあります。
1つは「おしゃべりなたまごやき」(寺村輝夫・文)の初版時の絵が、現在の改定版の絵とぜんぜん違うこと。例えて言えば、同じ歌詞に違うメロディをつけたようなものですもんね。すごいなぁ・・・

もう1つは、1つの絵本を作るのに、「ダミー本」(絵本の大きさに作って閉じた紙にラフスケッチをしたもの)を作っていたことと、それが今こうして残っていること。
下書きなんて普通すてちゃうよなぁ・・・どうして取っておいたのかなぁ・・・


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子ども時代の(=^・^=)が、そして子やが、そしていつかは子子やまねこが・・・時を隔てて同じお話にワクワクするってすごいなぁ。

もう逢えないけど、いつでも逢える。いつまでも逢える。




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