2006年08月14日(月)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

金賞の条件

お盆と言えば・・・大そうじ!
だってクリーンセンターはカレンダーどおり営業してるし、洗濯物もカラッと乾くし、こんなに掃除にぴったりなときってないと思いません?

子やはひたすら自分の部屋を、私はまずはユーフォニウムのお手入れ(笑)を。
調子よく唾を抜く管やピストンを抜いてゆき、本体を磨き、さあ組み立てよう!と管にスライドグリスを塗ろうとケースの中を見ると・・・ない!
あわてていつもの楽器屋へ走ると・・・盆休み!。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

仕方なく隣町のアピタの中にある楽器屋さんまで出かけて行くハメになりました。

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戻ってからもひたすらお掃除。景気付けに音楽でも・・・私の中学・高校時代の演奏を子やに聞かせてあげることにしました。
久々に昔の演奏を聞いてちょっとびっくりしました。意外に下手くそではなかったんだな、と(笑)。

あの頃は分からなかったけど、今聞くと、中低音のバランスは悪くないし(時々ピッチが悪いかな?)、パーカッションも頑張ってる。木管はまあまあかな?
じゃあなんで万年銀賞どまりだったんだろう?そして、私たちが中学3年の時に一回だけ金賞だったんだろう?

・・・あ、そうだ。トランペットが「のみの心臓」だったんだっけ。
下手じゃないのに、本番に弱いのね。
ブラス出身じゃないオカリナ吹きさんはえ?っと思うかも知れないけど、「ペットが堂々としてる」のが金の絶対条件なんだよね〜
みんなが上手くて、ペットがイマイチなバンドと、みんながまあまあでペットがきらりんってバンドだと、後者の方が断然かっこよく聞こえるのね。

高い音でピラミッドの頂点に乗っかるトランペット。
高い音を吹くがゆえ、朝はスロースターター、ちょっと吹きすぎるとすぐバテる・・・ってのが、トランペットに女の子が多いバンドの最大の悩み。

もちろんそれを支える側が「同じ方を見て演奏してる」ことは前提条件。
同じ方・・・視線や動作(指揮をしっかりみて、縦の線を合わせる)、イメージ(どんな情景を歌った曲かとか、キメの部分はどこかとか)、回りとの和(精神面しかり、音程しかり)。

そして秘策は「選曲」。
トランペットがバテるなら、木管やパーカッションが派手な曲を選べばいいのデス。
ベテラン指導者のバンドがいい成績=いい演奏なのは、指導が上手いだけでなく、子どもたちのいいところを引き出せる曲を選ぶことができるからに他ならないんですよね。

・・・あの年、トランペットはコケず、バンドは先生まで巻き込んで大喧嘩したあとの結束、着任3年目の顧問の的確な選曲と3拍子揃ってたから、まぐれかもしれないけど金賞だったんだろうな。

ま、中学生ではなかなか「心を打つ演奏」は難しいですから、ちょっとしたコツでいい感じに仕上がって気持ちよく演奏できれば◎ということで。σ(^◇^;)
(オカリナサークルにも言えることかもね)




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