2006年08月01日(火)

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心の天気  晴れ

100歳のお誕生会〜豊橋市制施行百周年記念式典



明治39年8月1日、全国で62番目の市として産声をあげた豊橋市。
今日、めでたく100歳の誕生日を迎えました。

江戸時代は吉田城の城下町として、明治以降は製糸業をはじめとする産業都市として、昭和に入り戦争の足音が聞こえてくる頃には軍都として栄え・・・それが災いして昭和20年6月、B29の爆撃を受け、たった2時間で焼け野原になった歴史があります。
愛知県で名古屋に次いで2番目に大きい街・豊橋はそんな歴史を背負いながらも、今では3つの大学のある文教都市として、またフォルクスワーゲンなど海外の大企業が進出する貿易都市として栄える一方、キャベツや大葉、うずらにブタ・・・と、どれを挙げたらいいのか迷うくらい農業も栄え、市街地を路面電車が走る、自然豊かな田園都市でもあります。

マラソンコンサートやおかりなまつりで豊橋を訪れてくださったみなさんはご覧になったと思いますが、駅前の市電通り、随分広く感じませんでしたか?あれは空爆のいわば「副産物」ですね。焼け野原を復興する際に大通りや公園、文化施設などを「都市計画」に基づき配していったのだそうです。
戦争の副産物といえばもう一つ。軍の施設を利用して設立されたわが母校・愛知大学です。私の在学中にはまだ木造の建物も結構残っていて、夜は「出る」ともっぱらのウワサでした(苦笑)。


そんな風に歴史ある街ですので、「商業の街」でもあります。商人に旦那衆・・・新しいもの好き、芸能・文化を支える土壌のある豊橋で一番発展したのは「市民オーケストラ」。
というわけで、100周年記念式典のオープニングにはアマチュアオーケストラが登場しました。しかも写真では分かりにくいですが「ユースオーケストラ」、つまり子どもと学生のオーケストラですね。これが100名以上。
そして、豊橋東高校(楽団「彩の風」のメンバーは多くはここのOB)の生徒さん、豊橋少年少女合唱団、これに地域の合唱サークル数団体が加わる300人以上の大合唱隊。両方あわせて400人以上がステージに乗ってのオープニングアトラクションでした。
【ウォーリーを探せ、ではありません。決して】(笑)

・豊橋市歌
・ハレルヤコーラス
・大地讃頌
・ふるさと
・歌声はささやく

「ふるさと」はこの日のためにピアノと混声合唱用に依頼して書いてもらったオリジナルアレンジだったようです。とてもきれいなハーモニーでした♪
他の曲はオーケストラ演奏とコーラス。
オーケストラもとても学生が演奏しているとは思えないくらいキレイな響きでした。
あーいいもん聞けました!
(つづく)




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