2005年04月02日(土) |
地上の天気 晴れ |
| 心の天気 晴れ |
さて、山名さんのサビの歌声に榮福さんの音色がかぶる頃、上手舞台裏ではソリストが上着を脱いだり、カイロ入りの袋からオカリナを取り出したり・・・と準備を始めます。その端っこでひとり準備体操に励む(=^・^=）の姿が。これから約30分、猫背にならないよう、気合を入れていたのです（笑）。
岩野一郎さん制作のＣＧが大型ビジョンに映し出されます。
会議スタッフは事前にパソコンのディスプレイで見ていたものの、このサイズでみるとまた引き込まれ、会場の皆さんと同様、息をのんで見入ってしまいました。
ここは湖の中？森の中？おいしそうなお魚が泳いでいく、でもとても自然な映像。
そして曲の導入部分では武藤祥子さんのボイス。お客様も、出演者も、「これからどんな物語が始まるのだろう」と心浮き立つ瞬間です。
って、水平線は冒頭のソロ吹くから、聞きほれてる場合じゃないんでしたっけ（爆）。
「あれやらこれやらソロやら、大変でしたね」と声を掛けて下さる方も多かったのですが、当日は思いのほかのびのびと吹いていました。
というのも、どのソリストもそれぞれの課題に苦しんで苦しんでここまできて、出来うる最高の状態でこの日にここにいることが、前日の仕込みで、当日の音出しでひしひしと伝わってきたからです。
トーンチャイムもいいぞ、琴もいいぞ、オカリナもいいぞ・・・となれば、コンサートが成功しないわけがありません。こんな素敵なソリストのみなさんと共演させていただけてラッキー！と、わくわくしながら本番に臨んだのです。
更に、ステージにはすばらしいプレゼントが待っていました。
約１５０人のオカリナ出演者の、何十人もの「チャレンジャー」（来場者参加者）の、真剣な顔、すがすがしい顔。観客のあたたかいまなざし。舞台からはそれらを見渡すことが出来ました。
そして、モニタースピーカーから聞こえるはずの自分の音が聞こえないほど、会場がオカリナの音に包まれるひととき。
・・・・うーん、役得、役得o(=^・^=)o
(その４につづく）
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