2005年03月15日(火)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

みんなちがって みんないい(3)

どうして音の終わりが揃うか?それは歌いながら指揮をふっている先生の口元と、指先をみんなが見ているからに他ならないのでした。
コーラスのみなさんは歌詞も含めて暗譜で歌うので、ちょっと意識すれば指揮を見れるようになるのですね。当たり前のことだけど、目からウロコでした。オカリナでも、曲の始め、終わりや要所要所を楽器なしで歌って何回か合わせておいてから、演奏で合わせたら結構サマになるのかもしれませんね。

歌うといえば、学生指揮の頃、誰に教えられた訳でもないんだけど、要所要所は歌ってたなぁと懐かしく思い出しました。へたくそな指揮だったけど、歌うことでなんとかまとめることが出来ていたのかもしれませんね。
それにアンサンブルなんかでも、本番前の袖待ちの時、ひそひそと歌って気持ちと音をひとつにしたりしてましたっけ。

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さて、本番。
歌もオカリナもリハとは比べ物にならない位、気持ちよく出来ました。
早川先生の笑顔パワーの賜物だな〜とつくづく思いました。

沢山の出演団体の中には、何十年の歴史を持つ団あり、私の参加した「童謡の森合唱団」のように新しい団もあり。。。若いお母さんに美しく年を重ねたご婦人、車椅子の方、指揮者や伴奏に加わった男性。。。また、一糸乱れぬ芸術的な演奏あり、エンターティメント性豊かな演奏ありと、本当に十人十色でした。

前々から女性コーラスの世界では金子みすずの詩集を合唱曲にしたものが人気があると聞いていました。中でもやはり「私と小鳥とすずと」の人気が高いようで、この日も数団体演奏していました。同じ歌詞なのに、団体ごとのカラーが出て面白かったです。

みんなでひとつの方向を向きつつ、一方で「みんなちがって みんないい」といえるアンサンブル(グループ)が作れれば、そんなに幸せなことはないのでしょうね。

みんなちがって みんないい。




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