2004年12月05日(日)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

文化のお祭り

半田市文化協会創立25周年記念 芸術祭「芸術劇場 文化のお祭り」に、子やの所属する半田ジュニアブラスバンド(以下ジュニア)が出演したので、母やまねことともに聞きに行ってきました。
今年、ジュニアは長年の活動が認められ、市の表彰を受けました。今回の文化のお祭りはその「ご褒美演奏」の意味合いもあるらしく、単独で3曲演奏した他、邦楽(奇跡/女子十二楽紡)・民謡、民踊(ソーラン節)・バレエ(吹奏楽のオリジナル曲に振りをつけた創作バレエ)・・・と、他の出演団体とのコラボレーションもあり、ほとんど舞台に乗ったままの2時間でした。

コラボ以外の出し物も面白く、例えばおやこ劇場さんのステージでは、音楽に合わせてまりつきやけん玉、ゴムとびなどを披露するのですが、発表会という風ではなく、親子が自然に遊んで見せる趣向で、失敗やハプニングに思わずこぼれる笑顔が、見ている私たちを幸せな気分にしてくれました。
また、少年少女合唱団と詩吟の皆さんの競演では、郷土の誇る作家、新美南吉さんの「貝がらの歌」をそれぞれの慣れ親しんだアレンジ(詩吟もそういうのかな?)で演奏。同じうたなのに、全く違うような・・・何ともいえない不思議な感じがしました。

私が釘付けになったのは、邦楽アンサンブル。4,5台のお琴、おっきいお琴が1台、三味線1本、尺八2本の編成だったのですが、おっきいお琴の豊かな響き、尺八のハモリ、三味線の潔い刻み・・・「硝子の星座」というその曲は、そこそこ長い曲だったのですが、「いいぞいいぞー」と前のめりになって聞いてしまいました。(笑)
こういうのだったら、いつか邦楽とアンサンブルやってたいなぁ!と真剣に思ったのでした。

さて、園児〜小4までの子どもたちが出演したバレエ、ジュニアとのコラボで主役を務めたのが偶然にも子やっちのクラスメイトでした。自然とバレエも真剣に見入っていたのですが、なかなかこれが勉強になりました。というのも、20数名出演しているのに、笑顔で踊っているのはほんの主役のRちゃん含め2,3人なのです。さらによーく見ていると、技を決めたあとの一瞬のポーズが決まっている(堂々としている)子はきれいで目を引くんだな、と気づきました。Rちゃんは動きがきれいなばかりでなく、慣れない床のコンディションに転んでしまったにも関わらず笑顔は一瞬も曇らなかった!バレエ、好きなんだね〜
私も見習おう!(もちろん踊るわけではない)
それにしても・・・子やのクラスメイトは芸達者が多いなぁ。ピアノもすごい子がいるし。

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そんな訳で、結構楽しい2時間、最後は出演者全員で「世界でひとつだけの花」の大合唱。なぜか子やっちも演奏ではなく、マイクの隣で歌っておりました(笑)。
舞台さん、音響さん、照明さんも入ったなかなか大掛かりなコンサート。半田って都会なんだなぁと思った一日でした(苦笑)。


さて、この日はオマケが・・・・
いつもジュニアのコンサートの後は撤収のお手伝いをするのですが、今回、とある場所へ入る機会を得ました。それは・・・・・奈落!
奈落へ落ちる・・・いや降りる階段には「↓奈落」の張り紙が何気に貼ってあり、気分は否応なしに盛り上がります(笑)。雁宿ホールの奈落には、ひな壇や譜面台などステージの備品を保管する場所があるのです。なかなか楽しい一仕事でした。




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