2004年02月28日(土)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

万博によせて〜うみ・もり・そら

今日のオカリなかま豊橋の練習で(しぶ兄、私以外の)メンバーも万博のオカリナプロジェクトに参加すべく「アンサンブル・音吹」に登録してくれることになりました。(^。^;)ホッ
その時、メンバーの一人が「ほんとは万博、反対なんだけどね」とぼそっとつぶやきました。彼女はコカリナの指導もしていますので、自然を大切にする気持ちを皆に伝える立場にあります。
当初、瀬戸市の【海上(かいしょ)の森】をメイン会場に企画された愛知万博。自然あふれる地を開発して大イベント会場を作るということで、地元では賛否両論だったのです。
更には万博にあわせて伊勢湾内に作られる新中部国際空港。空港や万博会場に向かう道の整備・・・代償はあまりに大きい。
自分を育んでくれた豊かな海が、山が、開発されていくのを複雑な心境で見守った知多半島の人々。私もその一人。
「私も反対だったんだけどね(=;^^)ヘ.. でもさ、やると決まった以上、自然を犠牲にした分、無駄にしちゃいけない、盛り上げたいと思って」
彼女も「そうだね、それは思うね」とうなずいてました。

そもそも経済を活性化させようと万博開催地に名乗りを上げる訳で、「愛」「平和」だの何だのは後で肉付けされた大義名分。でも「言霊」っていうのかな、言葉にして声に出してみればかなうこと、実現しようとがんばれることって結構あると思うから、大義名分に乗せられてみることにします。

地元を愛しているから素直に賛成できない気持ち。地元を愛しているから盛り上げたい、参加したい、PRしたい気持ち。・・・日本人には愛国心がないと言われることもあるけど、お国自慢も積み上げていけば「愛国心」といえるのかな、なんて思いません?

そんな訳で、ちょっとマジメなお話でした(=^・^=)




この日記にコメントをつけることができます。