2003年09月01日(月)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

PAに関して思うこと

日記のレスに柊さんが書いたように、PAは時と場合に必要になると思う。
周りがざわめいているような場所での演奏。
屋外でまったく音が反響しないような場所。
オカリナよりはるかに大音量な楽器との共演。

PAは、拡声器の機能と反響音などを擬似的にするなどの効果がある。
しかし、どれも度を過ぎた調整は、逆効果となってしまう。
オカリナの生音って、実際は吹いた人にしかわからないのかもしれない。
オカリナから離れた音は、いろいろなところにぶつかり、共鳴しあい、音が重なり合い変化して行くのだから。
ホルンの音は、生音はとても汚い。と僕は思う。
それが、反響しあって、離れたところの人の耳に届くときには、とても心地よい音になっている。
先日、根尾村で離れた場所で聞き比べをしたのも、離れた場所へ届いた音を聴いてみたかったからというのが理由。


PAを使った演奏でも、気持ちよく聴けると僕は思う。
しかし、PAの調整ってのがとても難しいと思う。
アンプの特性、マイクの特性、マイクが拾う音、スピーカーの特性、スピーカーの向き、音量、エフェクターの特性・調整、会場の響き具合。
さまざまな、要素があって、調整があるのだが、なかなか難しいの一言である。(苦笑)
生音で演奏できるホールというのも、ホールそのもにひとつのPAの効果があると思う。

PAは、オカリナの音をどんな場所でも、聴き手にとって心地よく聴かせる物なのだと思う。
遠く離れた人にまで音を届けようとすると、近くの人にとっては、大きすぎる音量になってしまう。
反対に近くの人に合わせてしまっては、遠くの人には聞こえない。
ジレンマだよね。
これが、PAの嫌われる理由のひとつでもあるかな。
PAを使った演奏を聴く場合は、特に、聴く位置を考えましょう。
真ん中やや後方が、いいかな。

また、パーカッションとオカリナの共演は、ドラムが入る場合は絶対にオカリナの音をPAで拾う必要があると思う。
PA使わないなら、ドラムはかなり後方に・・(苦笑)
反対に親指ピアノ(カリンバ)などを使う場合は、親指ピアノの音をPAで拾う必要がある。
このように、音の強弱のバランスをあわせて、聴き手にとって心地よく聴かせるのも、PAの役割でもある。
一概に、PAが嫌われるのは、間違いかなとも思う。

さて、9月笛族交流会でsibuonpu企画のPAを使う予定だけど、うまく調整できるか。。。
なにしろ、初めてがいっぱいだしσ(^◇^;)

今度は、14人程度の音を拾わないといけないので、マイク4本にしたのでした。
費用は。。。。Pで、儲かったのだ(笑)
儲かったお金は、すぐ物にする。そうしないと、無くなってしまう(爆)




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