2002年10月08日(火)

地上の天気 晴れ
心の天気  晴れ

プロと同じ気持ち

郵便局で(前にも話題にしたと思うけど)いつものフリーペーパーをもらってきた。(=^・^=)/
今月の表紙はピアニストの中村紘子さん。
3歳からピアノを始め、小学、中学と全日本学生音楽コンクールで優勝を重ね、全額奨学生(授業料ゼロ)で名門・ジュリアード音楽院に学んだ後の活躍と名声はご存知の通り。

でね、中村さんは毎日、少ないときでも2〜3時間、新曲をマスターするときなんかは7〜8時間集中して弾く事もあるんだって。
す、すごい!
(そりゃアマチュアで、しかも勤め人じゃ、そこまで時間は割けないけどね)

「(略)たとえ十年前に名演奏をしたとしても、今できなきゃだめなんです。どんなに年齢とかキャリアを積んでいても、その時の演奏が十分じゃなければ、評価は打ち消されてしまう。常に身を引き締めて、絶えず自分を修練する。その連続ですね」
う〜ん、すごい!
(私、年齢もキャリアもまだまだ・・・)


で、さいごに「世界には、毎日毎日弾いても一生弾ききれないほどたくさんの曲がある」って書いてあったの。
ここまできて、めっちゃ共感したの。うんうん。
それって私もいつも思うもん。

何年吹いても、まだ吹きたい曲が世界にはいっぱいある。
好きなんだけど、曲のバックボーンが分からないから吹きこなせない曲もまだまだいっぱいある。
やってみたらイマイチだったり、意外にぴったりだったり、ソロ、デュオ、アンサンブルのうちのどれかにはよくてどれかには物足りない曲もあったり。発見の連続。
そしてその「いい」「イマイチ」の評価も、人によってはぜんぜん違ったり。
今、吹きこなせない曲、しっくりアレンジできない曲もいろんな経験を重ねたころには塩梅(あんばい)よくできるようになるのかも?ね。

「・・・弾ききれないほどたくさんの曲がある」の後には
きっと「なんて幸せなんだろう。なんて素敵なんだろう」
って心の声が続いてたんだろうな、って思った(=^・^=)でした。




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